高卒求人の申込み手順|ハローワークへの申込みから学校への求人票送付まで
高卒求人は、管轄のハローワークに求人を申し込み、確認印と求人番号の入った求人票を受け取ってから学校に提出する、という順番で進めます。この手続きを経ていない求人票では、学校は生徒を推薦しません。岐阜県の2027年3月卒の場合、ハローワークでの受付は6月1日から、学校への求人申込みは7月1日以降です。
初めて高卒採用をする企業は、「何をいつまでに用意すればいいのか」が分かりにくいものです。この記事では、求人申込みから学校への送付までの手順を、準備物とチェックリストつきで解説します。
目次
高卒求人の申込みから送付までの流れ
- 【〜5月】採用計画と求人内容を決める:採用人数、職種、仕事内容、労働条件、選考方法、選考日などを社内で決めます。
- 【〜5月】ハローワークの事業所登録・求人者マイページの準備:初めて求人を出す場合は、事業所の登録が必要です。オンラインで申し込む場合は求人者マイページを用意します。
- 【6月1日〜】求人申込書を提出する:ハローワークで内容の確認を受けます。選考期日や求人内容が適正かどうかがチェックされます。
- 【7月1日〜】確認済みの求人票が返される:確認印と求人番号の入った求人票が、学校に提出できる正式な求人票になります。
- 【7月1日〜】学校に求人票を送付・持参する:採用したい学校に求人票を届けます。郵送のほか、学校訪問の際に持参する方法もあります。
- 【夏休み期間など】応募前職場見学を受け入れる:生徒が応募前に職場を見学できる機会をつくります。
出典:岐阜県高等学校就職問題検討会議「令和9年3月新規中学校・高等学校等卒業者の就職に関する申し合わせ」(令和8年3月12日)。日程やルールは年度ごとに見直されるため、最新の内容は管轄のハローワークでご確認ください。
申込みの前に社内で決めておくこと
| 決めること | ポイント |
|---|---|
| 採用人数・職種 | 配属先と、教える担当者まで決めておく |
| 仕事内容 | 高校生が読んで想像できる言葉で。1日の流れも用意する |
| 労働条件 | 給与・賞与・休日・勤務時間・通勤手段・寮の有無 |
| 選考方法・選考日 | 面接・作文・適性検査など。選考日は選考開始日以降に設定 |
| 応募前職場見学 | 受け入れ可能な日程・人数・案内役 |
| 求人を送る学校 | 通学・通勤圏、学科、過去の採用実績から選ぶ |
ハローワークへの申込みで気をつけたいこと
受付開始日より前には申し込めない
高卒求人の受付は6月1日からです。それより前に準備を終えておき、受付開始と同時に提出できる状態にしておくと、7月1日の学校への提出に余裕を持って臨めます。
オンライン申込みでも「確認済みの求人票」が必要
求人者マイページから申し込むこともできますが、高卒求人はハローワークの確認印と求人番号が付いていなければ無効です。マイページから印刷しただけの求人票は学校に提出できないので、確認済みの求人票を使いましょう。細かな手続きは管轄のハローワークによって異なるため、事前に求人担当窓口で確認しておくと安心です。
応募前職場見学の日程を限定するなら様式16を添付
岐阜県の申し合わせでは、職場見学の実施日を特定の日に限る場合、求人申込書の提出時に「応募前職場見学実施予定表(様式16)」を出し、学校への求人票にも添付することになっています。
学校への送付・訪問のポイント
学校への求人申込み(求人票の提出)は7月1日以降です。学校訪問は、原則として確認済みの求人票で学校に求人申込みをした日以降に行います。岐阜県では、学校訪問は1事業所につき1校2回までとされています。限られた回数を有効に使うため、訪問時に伝える内容と持参する資料を事前に準備しておきましょう。
- 確認済みの求人票(必要部数)
- 会社案内やパンフレット(求人票の内容と矛盾しないもの)
- 職場見学の案内(日程・集合場所・当日の流れ)
- 卒業生が在籍している場合は、その活躍の様子
先生との関係づくりについては高校との関係づくりのコツでも詳しく紹介しています。
求人票を提出する前のチェックリスト
- ハローワークの確認印と求人番号が入っている
- 選考日が選考開始日(9月16日)以降になっている
- 仕事内容が専門用語ばかりになっていない
- 給与・休日・勤務時間などの条件に曖昧な表現がない
- 職場見学の受け入れ方法が分かるようになっている
- 送付先の学校名・担当の先生の名前を確認した
求人票を出した後も「知ってもらう」活動が必要
学校には多くの求人票が届きます。求人票を送っただけでは、先生や生徒の目に留まらないこともあります。職場見学の受け入れや学校訪問を通じて、会社の雰囲気や仕事の魅力を伝えていくことが、応募につながります。求人票そのものの書き方は選ばれる高卒求人票の書き方をご覧ください。
求人票の主な記入項目と書くときのポイント
ハローワークに提出する求人申込書の内容が、そのまま学校に届く求人票になります。高校生と先生が読むことを意識して、各項目を具体的に書きましょう。
| 項目 | 書くときのポイント |
|---|---|
| 職種・仕事の内容 | 何を・どこで・どのように行う仕事かを具体的に。専門用語には説明を添える |
| 就業場所 | 最寄り駅や通勤手段が分かるように。転勤の有無も明記する |
| 賃金 | 基本給と手当の内訳を正確に。賞与・昇給の実績も分かる範囲で |
| 就業時間・休日 | 勤務時間、休憩、残業の目安、年間休日を明確に |
| 研修・教育 | 入社後の研修、指導役の有無、資格取得の支援など |
| 選考方法・選考日 | 面接・適性検査などの方法と日程。選考開始日以降に設定する |
| 応募前職場見学 | 受け入れ可能な時期や連絡方法 |
求人票と会社案内の内容をそろえる
学校訪問や職場見学で渡す会社案内やパンフレットは、求人票の内容と矛盾しないようにしましょう。岐阜県の申し合わせでも、文書募集を行う場合は、ハローワークで確認を受けた求人の内容と異なるものでないことが条件とされています。給与や休日などの条件は、求人票の記載を正としてそろえておくと安心です。
申込みから学校への提出までのスケジュール例
- 5月中:社内で求人内容を確定し、求人申込書の下書きを作る
- 6月1日以降:ハローワークに求人申込書を提出し、内容の確認を受ける
- 7月1日以降:確認済みの求人票を受け取り、学校に送付・持参する
- 7月〜8月:学校訪問(1校2回まで)と応募前職場見学の受け入れ
- 9月5日以降:学校から推薦・応募書類が届く
学校には毎年たくさんの求人票が届きます。7月の早い時期に届けることで、先生が生徒に紹介する時間を十分にとってもらいやすくなります。
よくあるご質問
Q. 求人票の内容を後から変更できますか?
A. 変更が必要な場合は、管轄のハローワークで訂正の手続きを行います。学校に提出した後の変更は先生や生徒を混乱させるため、提出前に内容を十分に確認しておきましょう。
Q. 県外の高校にも求人を出せますか?
A. 出せます。他の都道府県の学校の生徒が応募する場合は、応募先となる企業の所在地の都道府県の申し合わせが適用されます。
Q. 求人票は何校に送ればよいですか?
A. 決まりはありません。通勤・通学できる範囲の学校、仕事内容に合う学科のある学校から優先的に選ぶのが一般的です。
求人申込みの準備から、どの学校に求人票を届けるかの検討まで、初めての高卒採用でも安心して進められるようお手伝いします。ランランドは株式会社ジンジブの正規代理店として、岐阜の企業の高卒採用を、求人票づくりから学校とのつながり、内定後のフォローまで一貫して支援しています。サービスの内容は企業の方へ、費用は料金プラン、まずは資料で検討したい場合は資料請求からどうぞ。
岐阜の高卒採用は、ランランドにご相談ください

0584-73-5123